インフルエンザは感染力が強く、感染者の咳やくしゃみ、唾液や鼻水等から感染する「飛沫感染」と、空気中に漂っている微粒子から感染する「空気感染」があります。
飛沫感染が多いといわれるインフルエンザウィルスは口や鼻から吸い込まれ鼻、のど、気管などの粘膜に付着します。
付着したウィルスは、ウィルスを体の中に入れないよう働く機能を破壊しながら体の中に入り込みウィルスを増やしていきます。
普通の風邪と似たような症状もありますが、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が突然現れます。
人から人へ感染する季節性インフルエンザに対し、人には感染しなかったウィルスが変異して人に感染するようになったものを新型インフルエンザといいます。
新型インフルエンザは多くの人が免疫をもっていないため感染が広がりやすく大流行する可能性が多いのです。
【予防と対策】
予防のためにおこなうワクチン接種。
このワクチンは、ウィルスが体の中に入り込んで起こすインフルエンザ症状を抑える効果があるといわれています。
そのためまずはウィルスを体の中に入れない予防法をおこなうことが大切です。
○外出後の「手洗い」と「うがい」
様々なものに触れる手や直接空気にさらされるのどには想像以上の細菌が付着しています。
インフルエンザに限らず一般の感染予防にも効果的な手洗い、うがいを欠かさずおこないましょう。
手洗い方法は、①水で手をぬらし石けんを泡立てる。②手の甲、手の平、指と指の間、親指、指先、手首を丁寧に洗う。爪ブラシや手指ブラシを使うと効果的。③さらに15秒もみ洗いをして流水で洗い流す。④清潔なタオルで手を拭き乾かす。⑤アルコール消毒剤をしっかりとすりこむ。
うがい方法は、①うがいしやすい水の量やうがい薬を薄めたものを準備する。②残った食べ物などを取り除くため口に含んでうがいをします。③上を向いて、のどの奥まで液が届くように15秒程うがいをします。④③を数回繰り返します。
お茶に含まれるカテキンには殺菌作用がありうがいにも適しています。
○適度な温度と湿度を保つ
空気が乾燥していると、のど粘膜の防御機能が下がり空気中のウィルスは2~3時間空気中を漂うといわれています。
ウィルスが好む低温度、低湿度を避け加湿器などを使用し適度な温度、湿度を保ちましょう。
○栄養と休養
ウィルスの攻撃にも耐えインフルエンザにかかりにくい体力をつけるためにも、栄養バランスのとれた食事をとり十分な休養は必要です。
○人ごみを避け外出を控える
感染しないためには人ごみを避け外出を控えるのがベストです。
また、疲労気味、睡眠不足の方は抵抗力が低下しているので気を付けましょう。
飛沫感染を防ぐためにもマスクを着用することをおススメします。